最新加工技術

薄肉/薄板加工

事例
板材T=1.0平行度20μ 平面度8μ 丸形状Φ23肉厚0.3~0.8真円度3μ(形状、材質等により要相談)

要求規格の形状及び寸法を崩すことなく、工作機械の精度、びびり、 加工力と切削熱による工具と工作物の変形、工具の損傷や磨耗におけるすべての条件を満たし当社独自の工程設計能力で薄肉加工無変形の製品を実現させます。

  • すべての片肉1.0mm~0.8mmの薄肉部品

    業界

    食品機械

    仕様

    素材:ステンレス
    ロット:1~100個
    精度:1/100~1/1000mm

    説明

    材質SUS304で内径φ6.4深さ51mmの止まり穴だけでも一般的に難加工の部類に入ると思うが、今回はそれに加え、短面の厚み及び内外径の片肉がそれぞれ1.0mm,0.8mmとなる超難加工である。加工専門メーカーできるとこないので困っているということで急遽応援。弊社では15年前から純チタンを用いて薄肉小径奥穴加工を行ってきた。最薄の片肉では0.25mmの部品加工経験がある。薄いだけではなく、内外径の寸法公差φ0.01以内、ヒキメは0.8S以内を維持して、歪やツブレが出ない加工方法を生み出した。あまりの薄さに展示界でのサンプル品を見た方々は、「これは絞り加工だよね。」と言われるが、「無垢の丸棒からの削り出しです。」と答えると、「エッ?!うそでしょ!!」と驚嘆されます。

  • 角材からのMC6面削り出し

    業界

    半導体

    仕様

    素材:アルミ
    ロット:1~1,000個
    精度:1/100~1/1000mm

    説明

    3年前は図面を見て即お断りしていた部類の6面加工の製品。非常に異形且つ高精度な上に、肉が薄いので高難度な加工となります。こういったMC加工も昨今は多くのお客様からご要望を受けて、最新設備、新技術の導入とと独自技術開発、そして技術者の教育を進めてきました。現在はより困難度なMC加工が可能となり、他社でできない加工の引き合いを多く受けるに至っております。

  • 厚さ2.5mmで変形を最小限に抑えての精密加工

    業界

    半導体装置産業

    仕様

    素材:SUS304
    ロット:1~100個
    精度:1/100~1/1000mm

    説明

    形状と図面要求に対し、地味に加工が難しい部品です。厚み2.5mmx2の外側と内側の公差がそれぞれ0.05mmということで、2.5厚み部の変形があれば図面要求公差をすべての長手方向24.0mmで満足できない。如何に2.5mm部の厚みの平面度と平行度を維持してそれらの内外側それぞれの公差0.05mmを維持するかがポイントの加工。やわらかいSUS304に対し変形を最小限に加工できました。

  • 研磨仕上げの要求精度をMC加工で満たす、MC薄板加工品

    業界

    半導体装置産業

    仕様

    素材:S45C
    ロット:10
    精度:1/100~10000mm

    説明

    平面粗さ0.8a以下、平面度0.01mm以下、平行度0.02mm以下の板厚5.6mm~5.7mmの加工を平面研磨ではなくMCで仕上げる。実際に粗さ04a程度以下、平面度0.005mm以下,平行度0.01mm以下で仕上がりました。

一覧に戻る

お問い合わせはこちら