最新加工技術

同軸・真円加工(幾何公差)

事例
同軸度1.5μ(内径Φ30対Φ30)真円度3μ外径Φ40部 L=120)

同軸度真円度に対し当社では常に3μ以下を規定とし、切削加工 穴ピッチ精度±0.002以内、ピッチ角度±5′以内、直角度3μ以内で幾何公差にも対応可能です。

  • 同軸度、平行度、直角度等の幾何学公差規格3ミクロン

    業界

    電子部品

    仕様

    素材:ステンレス
    ロット:1~100個
    精度:1/100~1/1000mm

    説明

    外径基準で、ワンチャック全加工が出来ない工程設計での高精度な幾何学公差の要求があるワークです。ワンチャック加工でも3ミクロン以下の平行度、直角度、同軸度等の規格公差を満足させる加工は難易度が高いですが、次工程で外径チャッキングによる3ミクロン以下の同様の幾何学公差を満足させる加工はより難易度が高いものです。多種多様な製造技術と正確な測定能力が可能にした一品です。

  • 円筒度、同軸度、直角度、新円度が実測値3u以下のベアリングナット

    業界

    自動車(試作)
    自動車(量産)

    仕様

    素材:ステンレス
    ロット:1~100個
    精度:1/100~1/1000mm

    説明

    図面公差は0.01以下の規格に対し、実際は1u~3uの実力値で管理。 ベアリングを直接抑える部品のため、ここの精度が商品品質に大きく影響を与える。弊社では規格値は勿論、使用用途を考え、出来るだけ設計者の意図を汲み取る努力は勿論、製品品質へ直接反映させるようにしています。実際の商品の品質に弊社の思いを出来るだけ繁栄させたいというおもてなしの心を持って作業にあたっています。

  • 変形しやすい薄肉の複合加工の基準内径真円度0.01以下、内径公差8u以下

    業界

    工作機械

    仕様

    素材:鉄
    ロット:1,000~10,000個
    精度:1/100~1/1000mm

    説明

    材質がSUM24Lと柔らかい(変形しやすい)材質にたいして、一番薄いところで片肉0.2mm.
    外周には多くの窓があり、さらに変形しやすい条件が揃う。ここに寸法公差は勿論、幾何学公差が0.01以下で要求させる一品である。いかに変形させないように工程設計するか?加工時のチャッキングや芯がねの形状は?切削抵抗の少ない加工刃物と条件は?等々、複数の加工ノウハウを駆使した代表的な製品です。

  • ステン鋼材 外径寸法規格熱処理後±φ0.005mm 短納期(実働6日)

    業界

    半導体

    仕様

    素材:鋼
    ロット:1~100個
    精度:1/100~1/1000mm

    説明

    昨今は特に短納期での対応依頼が多い中、今件も内示から実働6日(熱処理含み)での納品となった。今回の加工のポイントは、熱処理後の製品の変形や歪をミクロン単位で予測すること。事前に予測できれば、熱処理前の加工管理寸法に事前に反映し、熱処理後の形状が図面規格の範囲内であれば、熱処理後の研削加工等の2次加工を省ける。(リードタイム短縮とコスト低減)リピート品となれば、初回の実績を反映させて管理かのうであるが、初回から管理可能とすればそれは加工メーカーのコストおよびリードタイムの優位性となる。処理法や材質だけの過去の類似事例だけでなく、各々の形状を含めて管理予測できるかが重要なポイントとなる。

  • 両側内径小径テーマーから貫通穴φ0.25、その貫通穴の軸に対する両穴の同軸度φ0.05以下

    業界

    半導体

    仕様

    素材:ステンレス
    ロット:1~100個
    精度:1/100~1/1000mm

    説明

    形状は、φ3.2からφ1.65へのテーパー(長手2mm)、そのままφ1.65で内径穴(長手2mm)、これが両内径にあり、そしてその貫通穴がφ0.25(長手1mm).
    得意な要求規格としては、シール面となる内径テーパー部の荒さ1.6s以下。貫通穴φ0.25に対する両側の穴の同軸度がφ0.05以下。(測定には、高感度自動フォーカス機能付きの顕微鏡測定器を使用)
    材質はSUS316Lということで、難削材での加工。
    CNC複合旋盤で背面タレットを使い、外径全長をすべて仕上げ、内径は仕上げと荒引き加工。 最後はMCで内径の小径とテーパー、そして貫通穴を仕上げ。
    MCには精密ホルダーと精密コレットは勿論、弊社独自の機械精度管理による機械精度。
    バイトは作成のエンドミルトとテーパーリーマーを使用。
    今回の試作は、弊社の技術力と経験をもってすれば、難易度としては特に高くない。

  • 穴の位置度±15′と穴ピッチ0.02以下、外径と基準面の直角度3ミクロン以下、内外径同軸度φ3以下(同軸・真円加工)

    業界

    医療機器

    仕様

    素材:アルミ
    ロット:1~100個
    精度:1/100~1/1000mm

    説明

    製品上半身はタイトルだけでも要求規格がとても厳しい製品だが、下半身は外観部で、今回はガラスビーズにて前処理して仕上げはブラックアルマイトとなる。
    要求規格がこれほど満載になると、安易にCNC複合機械で加工という安易な工程設計をすると失敗する。(弊社もそうやって失敗してきた過去がある) 精密且つ顧客の要求が多いものは、敢えて工程を分割し、その工程能力(機械能力、力量、測定力、管理能力等)をふまえた工程設計をしないと、すべてをその単一工程で片付けようとすると失敗のもとになる。各工程の長所と短所をふまえ,その工程工程の能力を最大限に発揮できる設計こそがこういった芸術的一品を生み出す原点である。
    弊社の注文から伝票処理までのフローをぜひご覧になっていただけば、どんな工程設計の仕方をしているか理解して頂けると思います。
    ちなみに、量産になると、まったっく発想が違い、それらの分割した工程をぐぐっと凝縮して、単一工程(ライン化)にします。試作と量産の両方を手がけているからこそ解るその違いと両方の相乗効果で試作の工程設計をうまく量産に反映させる仕組みを弊社は持っています。

  • 工程分割でも、ワンチャックでも厳しい要求規格を満足できる:内径基準(公差±3u)の内外径同軸度0φ0.01、平行度、直角度0.005

    業界

    照明器具

    仕様

    素材:ステンレス
    ロット:1~100個
    精度:1/100~1/1000mm

    説明

    ワンチャックでの加工であれば、同軸度、直角度、または平行度は容易に高精度に仕上げることはできるが、それらを別工程で仕上げていき、最終的な高精度(u単位)な幾何学公差を満足させるには多種多様な技術やノウハウが要求される。 弊社ではCNC自動旋盤加工工程、CNC小型旋盤加工工程、MC加工工程、汎用機械加工、研磨研削仕上げ工程等、それらの工程部門間でそれぞれの強み/弱みを総合して、最適な工程設計を行えることで、複合形状の超精密部品を作り出すことを可能にしている。

  • 内外径研磨仕上げレベルの要求公差を切削加工で仕上げるワザ

    業界

    半導体装置産業

    仕様

    素材:SUS304
    ロット:1~50個
    精度:3/1000~1/10000mm

    説明

    一見すればただのピン。以下主な図面要求精度。1,内外径同軸度3μ2,内外径公差9μ 以下が必要精度。1,内外径真円度1μ以下 2,内外径円筒度3μ以下 3,内外径粗さRa0.4以下 図面表記にも内外径研磨指示Gがあったが、精度保証を前提でオール切削仕上げとした。従来工法よりコストが大きく下がったことは言うまでもないが、図面要求には無い必要精度を含めた品質保証を提示することが弊社のこだわり。

  • アルミの高精度、薄肉、ミーリング複合の外観部品

    業界

    医療機器

    仕様

    素材:A6061
    ロット:150~300
    精度:1/100~10000mm

    説明

    インローとなる内外径の同軸度はすべてφ0.01以下という言葉では簡単な要求精度だが、実際に制作する他社ではできない一品。同軸度に関係するすべての内外径の真円度、円筒度は3μ以内にで管理することが必須。溝加工やミーリング加工での内外径の変形は許されない。

  • 両側内径が寸法公差及び同軸度がともに5μ以下の精密部品

    業界

    半導体装置産業

    仕様

    素材:A5056
    ロット:50~100
    精度:1/100~10000mm

    説明

    端面基準で内径、外径直角度を0.01以下の管理下で、両側内径3φの寸法公差及び同軸度を5μ以下とする。各基準面、内外径の粗さは0.8a以下、真円度2μ以下に管理して要求規格を満足させました。

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